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38.Tさん

38回目の『いわきの生の声』を掲載しました。今回は『Tさん』が書いてくれました。


震災後、わたしは東京にいた。

その中で、私の人生を大きく変えた言葉に出会った。
私は東京の公務員になるため、専門の塾に通っていた。特に何になりたいというものはなかったけど、小さい頃から東京でバリバリ働くキャリアウーマンになるのが夢で、その夢に向かって必死に努力している最中だった。

塾で自習をしている時聞こえてきた言葉。


「こんな時だし、被災地の役所とか穴場だろうな。とりあえず滑り止めで受けとくか。」

この言葉を筆頭に笑い合う仲間たち。
この言葉がどうしても許せなくて、やるせなくて、やり場のない怒りや悲しみや悔しさがごちゃ混ぜになった感覚を今でも覚えている。


こんな人達に私が生まれ育ってきた大好きないわきの復興を任せることはできない、心から強くそう思った。

地元に戻ろうか迷っている時には、よく、「放射能危ないし、絶対止めたほうがいいよ」という人がいた。こういうことを言われるたびに、とても嫌な気分になった。やっぱり震災で受けた辛く悲しく悔しい気持ちというのは被災地に住む当事者しかわからないのかと落胆した。

この出来事をきっかけに自分にしかできない仕事は東京で働くことではなく、いわきの復興に携わることではないだろうか、いつしかそう思うようになった。これが私が地元に戻り、復興に携わる仕事をする、ということを決意させた主な出来事になった。




これからはいわきが震災前よりも魅力的なまちになるようにみんなと一丸になって復興活動に取り組んでいきたいと思う。

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