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28.Aさん

28回目の『いわきの生の声』を掲載しました。
今回は『Αさん』が書いてくれました。

12月11日で大震災からちょうど9カ月が過ぎました。
私は震災後何度かいわきに帰省していて、その日も用事があったので少しだけ立ち寄りました。

母が運転する車から見える風景は震災前と変わらないくらいに日常を取り戻していて、目で確認できる痕跡と言えば屋根にブルーシートを被せている家がぽつぽつと点在しているくらいでした。
また、今までと変わらず地元に白鳥が来ているのを見て、自然の生命力のすごさを実感するとともに、自然の豊かないわきがどれほどの活力をもって復興していくのか、とても期待を持つことができました。

さて、今回は私の親戚の様子について少し書きたいと思います。
私の母方の親戚は山間部で専業農家を営んでいます。
上京して一人暮らしをしている私はいつも親戚の家で獲れるこしひかりや新鮮な野菜を仕送りしてもらって生活していました。たとえばトマトには実がぎっしり詰まっていて、にんじんには甘みがあってとても美味しいです。18年間育ってきた地で獲れた野菜だからというのもありますが、私が今住んでいるアパートの近くで買える野菜よりも私の口に合う野菜でした。
しかし震災後は風評被害によって米や野菜が売れずに収入が激減し、今までの貯金で生活していたそうです。最近は徐々に再開し始めていますが、以前のような出荷水準になるにはまだ時間がかかるとの事です。

いわきだけではなく、福島県全体で見ても農作物に対する風評被害の影響はとても大きいです。農業は消費者が農作物を購入してくれることで初めて成り立つ産業です。いくら自治体の検査で放射能の基準値を下回る食べ物であっても、その事実を把握しないで「いわきの野菜は人体に悪影響だからうちでは買わないようにしよう」と考えている人は未だに全国で大半を占めています。
こうした状況から一刻も早く以前の状態に戻していくために私達にできることは、単純なことですがこれからもいわきの情報を発信し続けていくことだと思います。
いわきの出身者でも、地元を離れて暮らしている人・残っている人とさまざまでしょう。
しかしいわきにいなくてもインターネットを利用すれば簡単に自分の知り合いに向けて情報を伝えていくことができます。
みんなでいわきの復興に精一杯協力していきましょう!!
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