23回目の『いわきの生の声』を掲載しました。
今回は『C町のSさん』が書いてくれました。
学園祭の関係で、更新遅れて済みませんでした。
7/15にアクアマリン福島が再オープン http://www.marine.fks.ed.jp/
10/1にスパリゾートハワイアンズも一部再開 http://www.hawaiians.co.jp/
10/29日には「がんばっぺ フラガール!」のロードショーも始まり http://ganbappe.j-cqn.co.jp/
11月にはアリオスも全館再開 http://iwaki-alios.jp/
徐々に、観光業も復活しているように見えます。
しかし、再開を実現下にもかかわらず、風評被害により、実際にはアクアマリン福島の来場者数は昨年と比較して1/3と、減少しているそうです。
また、日常生活の面でも、保育園では親の許可をえなければ子どもを屋外で遊ばせることが出来ないなどの変化があり、徐々に回復をしているように見える生活も、決して“今まで通り”ではないのです。
そんな中でも特に、漁業関連に着目して、魚屋さんの状況を少し書きたいと思います。
震災以降、漁獲量の減少、風評被害などの影響を受け売上は大幅に落ちています。
漁業が出来ず、ウニ、柳カレイなど、いわき名産品も捕れません。
特に風評被害の影響は大きく、いわきで捕れた魚でなくとも、“いわき発送”というだけで売れない状況だそうです。贈答品として送る場合、“いわき発送”であることを気にしてしまう方もいるようなのです。
それ故に、いわきの魚屋さんが他地域で魚を購入し、その地域から発送してもらうというような事態だと聞きました。
いわき市にとって、漁業は重要な産業です。
漁業からそれを販売する商店まで大きな影響を受けている事態を、震災から半年以上経過した今、私たちは忘れずに意識する必要があるように思います。
追記
現在のいわき市の放射線量は0.15マイクロシーベルト/時間と非常に低く、農業に関してはキノコ以外は放射性物質の検出はほとんどありません。
ただし、前述した漁業と同様に風評被害により売れない状況は続いています。
Little IWAKIの活動を通じ、いわきをもっと知ってもらうことで、風評被害の解決につながればいいなと思います。
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